不動産投資やブログの収入がある方は法人を活用しましょう!会計の【貸借対照表(B/S)】をわかりやすく解説します
こんにちは!
本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
サラリーマンと投資活動の二刀流に挑戦している、よしきさんです。
11月16日(月)記事で【損益計算書】についてみなさまへご報告いたしました。
不動産投資やブログの収益化で収入がある方は、個人より法人を活用すると税金がお安くなることや、奥様や子供に所得を分散したすいといったメリットがあります。
「法人を活用するにしても、貸借対照表の内容がわからない」、「貸借対照表が会社の財政状態を表示しているといっても、表示の仕方にルールはあるの」、「短期借入金と長期借入金の違いは」、「流動資産と固定資産の違いは」、「純資産ってなんだろう」など思いますよね!
筆者は管理部門のサラリーマンキャリアをいかして、株式会社と合同会社を活用しています。
このブログでは財務三表の貸借対照表について、みなさまといっしょに勉強していきたいと思います。
1 この記事を書いている人
登録1級建設業経理士:よしきさん
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・ブログを収益化したい人
・メルカリやオークション、ECサイトで物品販売をして収益化したい人
・不動産投資・相続不動産などを活用して収益化したい人
3 貸借対照表とは
貸借対照表とは期末における会社の財政状態をあらわしています。
会社が決めた日、たとえば3月31日とした場合は、その日に会社が所有するお金や所有している工場、借入金の残高が表示されます。
貸借対照表は「資産」「負債」「純資産」で構成されています。
4 資産・負債・純資産の関係
4-1 左右の金額が必ず一致
・1,000円お金を出して会社を設立しました。
・銀行から4,000円お金を借りて、販売する商品を5,000円で購入した。
「資産=負債+純資産」
借方と貸方の金額は必ず一致します。
4-2 お金の調達方法とお金の運用状態の表示
銀行から借りた4,000円と会社を設立した1,000円で、販売する商品を購入したこと、つまり返済する義務がある「負債」、返済義務のない「純資産」で、販売する商品「資産」を買ったことが分かります。
5 資産とは
資産とは現金や預金、売ればお金になるもので、貸借対照表の左側に表示され「流動資産」と「固定資産」に区分されます。
5-1 流動資産とは
流動資産とは会社が保有している資産のうち、1年以内に現金化できるもの「受取手形」や、会社の主要な取引で販売する「商品」などが該当します。
5-2 固定資産とは
固定資産とは会社が保有している資産のうち、1年以内に現金化されないものや、お金を支払う必要がないもので、「土地」、「建物」などが該当します。
6 負債とは
負債とは借金のことで貸借対照表の右側に表示され「流動負債」と「固定負債」に区分されます。
返済義務があるお金のため「他人資本」とも呼ばれています。
6-1 流動負債とは
流動負債とは1年以内に支払い期日がくる負債のことで、商品をツケで購入した支払い「買掛金」や銀行からの借入金で「短期借入金」などが該当します。
6-2 固定負債とは
固定負債とは1年を超えて返済する負債です。
固定負債は時間をかけて返済ができるので、販売する商品の購入に対する借入金(運転資金)というより、あたらしい工場の建設といった設備投資に使われ「長期借入金」などが該当します。
7 純資産とは
純資産は株主が出資したお金や、会社が蓄積してきた利益のことで、貸借対照表の右側に表示されます。
返済義務がないお金で「自己資本」とも呼ばれており、「資本金」「利益剰余金」などが該当します。
この純資産がマイナスとなっていることが【債務超過】といいます。
会社としてはよい状態ではありません。
8 まとめ
貸借対照表とは「資産」「負債」「純資産」から構成されています。
「資産」は「負債」と「純資産」の合計であり、お金の運用状況をあらわしています。
つまり返済する義務がある「負債」、返済義務のない「純資産」でお金を調達して、会社の運用が「資産」となります。
お金の調達や運用といった財政状態が分かりますので、貸借対照表は経営の重要な指標となります。
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