不動産投資やブログの収入がある方は法人を活用しましょう!会計の【貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)の関係】をわかりやすく解説します
こんにちは!
本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
サラリーマンと投資活動の二刀流に挑戦している、よしきさんです。
11月18日(水)記事で【貸借対照表】についてみなさまへご報告いたしました。
不動産投資やブログの収益化での収入がある方は、個人より法人を活用すると税金がお安くなることや、奥様や子供に所得を分散したすいといったメリットがあります。
「法人を活用するにしても、貸借対照表と損益計算書の役割がわからない」、「貸借対照表と損益計算書はどのように関係しているの」、「利益は損益計算書だけみればよいのでは」など思いますよね!
筆者は管理部門のサラリーマンキャリアをいかして、株式会社と合同会社を活用しています。
このブログでは貸借対照表と損益計算書の関係について、みなさまといっしょに勉強していきたいと思います。
1 この記事を書いている人
登録1級建設業経理士:よしきさん
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・ブログを収益化したい人
・メルカリやオークション、ECサイトで物品販売をして収益化したい人
・不動産投資・相続不動産などを活用して収益化したい人
3 貸借対照表と損益計算書の関係
利益を計算する方法として「財産法」と「損益法」の2つが存在します。
3-1 財産法と損益法
財産法とは
財産法とは貸借対照表を用いて利益を算出する方法であり、期末の純資産から期首の純資産を差し引きして算出します。
☆期末純資産-期首純資産=利益(または損失)
損益法とは
損益法とは損益計算書を用いて利益を算出する方法であり、収益から費用を差し引きして算出します。
☆収益-費用=利益(または損失)
注 貸借対照表の純資産が増減する要因は、損益計算書の当期純利益だけではないので、財産法と損益法の数値はかならずしも一致はしません。
3-2 相互補完性
損益法は収益から費用を差し引きして利益を算出していますので、利益や損失の発生原因がよくわかります。
しかし資産、負債、純資産などの会社の財政状態がどのように変化したか分りません。
一方財産法は損益の発生原因はわかりませんが、資産、負債、純資産などの会社の財政状態がどのように変化したか分かります。
このように損益計算書が利益や損失の原因をあらわし、貸借対照表が利益や損失の結果をあらわしています。
4 各勘定科目の関係
4-1 貸借対照表の勘定科目
資産・負債・純資産の増減は、それぞれ貸借の相手勘定(左右)となることができます。
4-2 損益計算書の勘定科目
・収益の発生は資産の増加または、負債の減少となります。
・費用の発生は資産の減少または、負債の増加となります。
5 まとめ
損益計算書は利益や損失の発生原因をあらわし、貸借対照表は資産・負債・純資産の増減と利益や損失の結果をあらわしており、相互補完的な関係になります。
各勘定科目についても、損益計算書、貸借対照表の勘定科目は貸借(左右)となりますので、会社を活用する場合は、重要な経営指標となります。
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