不動産のスペック用途地域をわかりやすく解説!割安な不動産【お宝物件】を獲得して大家さんになりなしょう
こんにちは!
本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。
サラリーマンと投資活動の二刀流に挑戦している、よしきさんです。
10月15日(木)記事で不動産のスペックである【都市計画】についてみなさまと勉強しました。
建物が建てられる場所【市街化区域】の土地であれば、「目の前に大きなビルが建つことがあるのかな?」、「パチンコ屋さんができたらどうしよう」、「健康にわるそうな工場が建ったらどうしよう」、などの不安や「映画館が近所にあると便利なのに」、「お酒を飲みたいので、歩いてカラオケボックスにいけないかな」などの期待があるかもしれません。
しかし都市計画法で建物が乱雑に開発されないように、不動産には【用途地域】というスペックが決められています。
このブログでは不動産のスペックである【用途地域】について、みなさまと勉強したいと思います。
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1 この記事をかいている人
宅地建物取引士:よしきさん
2 おすすめする方
・土地から購入してマイホームを検討している方
・土地から購入して新築共同住宅を検討している方
・戸建投資・共同住宅等の不動産投資をしている方が、土地値以下で投資物件を購入したいと考えている方
3 用途地域とは
用途地域とは都市計画法の地域地区のひとつで、土地利用について建物用途の混在を防ぐことを目的として指定されています。
住居、商業、工業など市街地の大枠としての土地利用を定めるもので13種類あります。
用途地域が指定されると、住居系、商業系、工業系などの目的に応じて建物の建てられる種類がきまってきます。
住環境を重視するか利便性を重視するかによって、住みたい用途地域が変わってきますのでそれぞれ確認してみましょう。
彦根市の公式サイトから画像引用 彦根市の都市計画/彦根市
3-1 住居系
住居系は第一種低層住居専用地域から田園住居地域まで8種類の用途地域があります。
第一種低層住居専用地域は、絶対高さ制限建(10mまたは12m)があり、最大で3階建の建物までとなります。
また住環境を優先しているため、庭や駐車場がとれるゆとりのある敷地の戸建てエリア、いわゆる閑静な住宅街です。
一方で制限が厳しいため、店舗や商業施設がほとんどないため、利便性を求める方は制限を少しずつ緩和して他の住居系用途地域を選択した方がいいでしょう。
第一種低層住居専用地域
低層住宅のための地域です。
小規模なお店や事務所をかねた住宅や、小中学校などが建てられます。
第二種低層住居専用地域
主に低層住宅のための地域です。
小中学校などの他、150m2までの一定のお店などが建てられます。
第一種中高層住居専用地域
中高層住宅のための地域です。
病院、大学500m2までの一定のお店などが建てられます。
第二種中高層住居専用地域
主に中高層住宅のための地域です。
病院、大学などのほか、1,500m2までの一定のお店や事務所など必要な利便施設が建てられます。
第一種住居地域
住居の環境を守る地域です。
3,000m2までの店舗、事務所、ホテルなどは建てられます。
第二種住居地域
主に住居の環境を守る地域です。
店舗、事務所、ホテル、カラオケボックスなどは建てられます。
準住居地域
道路の沿線において、自動車関連施設などの立地と、これと調和した住居の環境を保護する。
ための地域です。
田園住居地域
農業と調和した低層住宅の環境を守るための地域です。
住宅に加え、農産物の直売所などが建てられます。
彦根市の公式サイトから引用 彦根市の都市計画/彦根市
3-2 商業系
商業系は近隣商業地域と商業地域があります。
住宅の住環境を重視するより、店舗、事務所、商業などの利便性を重視するエリアとなります。
商業系は土地の値段が高いため、戸建てよりは高層の共同住宅やオフィスビルなどに向いています。
さらに商業地域になると、飲食店等の【夜の街】を建設することが可能となりますので、タワーマンションなどの防音設備が充実した住居をおすすめします。
近隣商業地域
まわりの住民が日用品の買い物などをするための地域です。
住宅や店舗のほかに小規模な工場も建てられます。
商業地域
銀行、映画館、飲食店、百貨店などが集まる地域です。
住宅や小規模の工場が建てられます。
彦根市の公式サイトから引用 彦根市の都市計画/彦根市
3-3 工業系
工業系は準工業地域から工業専用地域まで3種類の用途地域があります。
工場を建設することが優先されるエリアで、工場で働く人のための住居や店舗、医療施設などの必用な利便施設は、用途地域によって建設することができます。
準工業地域
主に軽工業の工場やサービス施設等が立地する地域です。
危険性、環境悪化が大きい工場のほかは、ほとんど建てられます。
工業地域
どんな工場でも建てられる地域です。
住宅やお店は建てられますが、学校、病院、ホテルなどは建てられません。
工業専用地域
工場のために地域です。
どんな工場でも建てられますが、住宅、お店、学校、病院、ホテルなどは建てられません。
彦根市の公式サイトから引用 彦根市の都市計画/彦根市
4 まとめ
不動産のスペックである【用途地域】には、建物用途の混在を防ぐことを目的として13種類の用途地域が決められています。
みなさまが住みたいイメージや、アパート・マンションなどの賃貸住宅の入居者となるターゲットをイメージしてみて下さい。
イメージが決まったら、「住環境を重視」、「利便性を重視」によって、選択する用途地域が変わってきますのでご確認お願いします。
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