ランクアップ/サラリーマンと投資活動の二刀流に挑戦

株式投資でマイホームの住宅ローンを完済・種銭をつくり、不動産投資で大家業とサラリーマンの二刀流に挑戦しているブログです

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不動産の買い上げバトルに参戦!その結果をお知らせします。

こんにちは!

本日もこのブログにお越しいただきありがとうございます。

サラリーマンと投資活動の二刀流に挑戦している、よしきさんです。

以前のブログで不動産の購入申込書について、みなさまへご報告いたしました。

 

不動産の購入申込書に関するブログ記事

yoshikisan.hatenablog.com

 

不動産の購入申込書とは、その物件を購入することを売主に対して明確に意思表示するものです。

売主も拒否することができ、反対に買主もキャンセルすることができますので、売買契約を締結するまで、手付金の放棄や違約金は発生しません。

 

どうしても購入したい人がいれば、販売価格を「買い上げ」する人がいるかもしれません。

このブログでは仲介会社より「条件のよい人へ販売する」と言われ、買い上げバトルに参加させられてしまった事例をみなさまへ情報共有いたします。

不動産 買い上げ

 

 

1 不動産の買い上げとは

 

不動産は二つと同じものがない相対取引なので、売主の方が交渉は有利です。

売主と仲介会社が販売価格を決定して市場で販売しますが、相続した物件など複数人が相続人となる場合は、現金化し分割して相続することが多いと思います。

相続税納税時期にあわせて急ぎで売却するので、販売価格が市場価格より割安な場合があります。

市場価格より割安でありどうしても購入したい人は、販売価格に一定の金額を上乗せして販売価格より高額な購入申込書を提出することがあります。

たとえば販売価格が4000万円で市場価格が4500万円だった場合は、4500万円位まで買い上がある可能性があります。

特に不動産事業者が販売ノルマを達成するために、売上利益が低くても仕入価格を上げることがあります。

 

2 買い上げバトルに参加した不動産のスペック

 

東京駅へ直通する千葉県のJR駅徒歩3分の土地です。

用途地域 近隣商業地域

・建ぺい率  80%

容積率  300%

・高度斜線は無指定

・全面道路 8m

共同住宅を建築するには最適なスペックです。

相続物件で現金化をいそいでいるため、商業エリアで土地活用をする販売価格というより、住宅エリアの販売価格であったため割安でした。

 

3 仲介会社が買い上げバトルをさせていた理由

 

仲介の委託が複雑でありました。

・売主の親戚が不動産会社を経営していたこと

・親戚の不動産会社から委託されて、仲介会社が販売活動をしていたこと

・売り急ぎ価格であり、割安な価格であることを売主が理解していたこと

・割安な価格のため、売主からの仲介手数料がない契約となっていたこと

・買主から仲介手数料をもらっても、親戚の不動産会社と折半になるため利益が少なくなること

 

4 買い上げバトルの交渉結果

 

アットホームで資料を請求し販売状況を確認すると、すでにAさん、Bさん、Cさんの3人が購入申し込みされ、Cさんは販売価格の満額で購入申込書を提出していました。

 

・仲介会社へ

「満額の購入申込書が提出されているなら無理ですね」と連絡したところ

・仲介会社より

「条件のよいところに販売します、弊社へご来社いただければ内容を説明します」と回答がありました。

 

さっそく訪問して確認すると、上記に記載した買い上げバトルをさせていた理由が説明され

・仲介会社より
「売主の親戚が経営している不動産会社へ、別途200万円手数料を支払ってほしい」

との条件でした。

 

購入申込1番手で推薦すること、週末には売主、親戚が経営する不動産会社と購入者を決定することを伝えられました。

しかし前日に同条件のDさんから購入申し込みがあり、さらに200万円アップを要求されましたが、まだ割安なため同意しました。


これで最後だと思い後出しじゃんけんをすることにしました。

週末の売主、親戚が経営する不動産会社との協議の結果

・仲介会社より
「売主よりさらにDさんにさらなる条件アップを確認してほしい」

とのことで結果がでませんでした。


・仲介会社へ

「これ以上の買い上げはしません」

と返答をしました。

この時点で400万円も買い上げしており、購入する意欲はなくなりましたが、3ケ月経過後に購入者が決定したとの連絡がありました。

 

5 まとめ

 

サラリーマンの本業はゼネコンに勤務しており、ノルマを達成するために無理をして工事を受注することや、工事を発注する側としても協力会社からお願いされることはよくあることですので、後出しじゃんけん作戦を実行してみました。

 

しかし市場で販売した状況をよく確認して、物件の価値を確かめるように、売主の方が一枚上手でした。
最終的な販売価格を確認することはしませんでしたが、3ケ月も熟慮されたことを思えば市場価格に近い価格、若しくはそれ以上の価格で販売されたと思います。


終わりの見えない【後出しじゃんけん】はオクーションのようであり、結果的には高く購入するような感じがしましたので、適度に撤退しましたことを報告いたします。

最後までお読みいただきありがとうございます。


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